見ごたえたっぷりの古刹。静かな冬の室生寺
冬の奈良宇陀市観光
先日、奈良県南部の宇陀市にある、観光客だけでなくハイカーにも人気のスポット、室生寺に行って来ました。
野外に建つ総高16.1m最小の五重塔なんかは、よくカレンダーやポスターに使われています。もっとも紅葉の時期が素晴らしいのですが(5月上旬に咲く、約3000本もの石楠花の花も有名です)、私はこの誰も行かないだろうとする閑散期のお正月に奥の院までの急な階段でお正月のカロリー消費もかねて、ゆっくりと拝観してきました。広い敷地のなかやはり団体客や外国人観光客はいなくて、30人ほどの方とすれ違いました。
室生寺
奈良時代に天武天皇の勅願によって役小角が開創したという法相宗のお寺です。江戸時代になって真言宗の寺院となり、女性の入山も認めたことから「女人高野」となりました。
拝観料が大人600円。入口で竹の杖を貸出しています。
閑散しているのはうれしいのですが、ところどころ工事中。もうすでにこの入口から工事中です。トイレは新しい建物として完成していて、洗面もお湯が出ました。外でお湯が出る洗面台ってすごく嬉しくなる!
はい、左側、工事中です。
境内には、「金堂」「五重塔」本堂である「灌頂堂」3つの国宝と「弥勒堂」「奥の院」の2つの重要文化財があり、文化財の宝庫となっています。また安置されている仏像も国宝と重要文化財ばかりで見ごたえたっぷりでした。
灌頂堂[本堂](国宝)
本尊如意輪観音菩薩像が安置されています
弥勒堂(重要文化財)
客仏の釈迦如来坐像(国宝)が安置されています
五重塔(国宝)
平安時代初期の建立と言われ、室生山中の最古の建築と言われています。平成10年の台風により大きな損傷を受けたが、平成12年に修復。
この塔の頂上の相輪が、宝瓶を載せて宝鐸を吊りめぐらせて天蓋を作ってあることが、ほかには類がない塔です。
この五重塔をこえて、ここからひたすら急な階段です。疲れていて写真撮り忘れました
奥の院からの眺め
奥の院までは、ひたすら階段ばかりで疲れます。10分ぐらいですがとにかく急なので、降りる時の体力も考えながら上がったほうがよさそうです。お堂のところをぐるりと半周するとお堂に腰掛けながらこの景色を見ることができます。結構、高さがあります。真下にバスが走っているのが見えたのがさらに怖さが増しました。
今日の晩ごはん
- すき焼き風厚揚げの肉巻き
- 野菜炒め
- おから
- 黒豆&ごまめ
お正月のリメイクごはんになりました。
すき焼き風厚揚げの肉巻きは、厚揚げをお肉で巻いてごぼう・
白ネギなど入れて焼き、タレで少し煮たものです。タレは、お店の味を真似て作ってみました。ちょっとからめなので、すき焼きのようにたまごをつけて食べました。そうすると、ちょうどいい感じになりましたよ。お豆腐とお肉を同時に食べるすき焼きです。
今半風のすき焼きのタレ
- 醤油 50ml
- みりん 35ml
- 水 15ml
- 砂糖 25g
- 昆布 2㎝角ぐらい
この分量を合わせておき、からめるときも昆布も入れて煮る
お読みいただいてありがとうございました。