日本百名山、秘境百選。2018夏の大台ヶ原を歩く
大台ヶ原
大台ヶ原は、奈良県と三重県の県境にあって標高1695m日出ヶ岳を最高峰とする標高1400m~1600mのゆるやかな起伏がつづく台地です。日本のなかでも雨が多いところで年平均降水量が約3500㎜を越えています。晴れていても、曇りがちで雨が急に降りやすいので、雨具は必須で、靴もサンダルなどは危険です。小さな子供さん連れも来られてますが、子供用のトレッキングシューズを履いていました。なだらかな森を歩く感じなのですが途中何箇所か危険なところがあります。またブナの自然林が残っていて吉野熊野国立公園内の特別保護地区にもなっています。
大台ヶ原へのアクセス
交通機関の最寄り駅は、近鉄電車吉野線の大和上市駅です。そこから、奈良交通バスで1時間50分、マイカーでも1時間半かかるところです。帰りのバスなんて土日でも2本しかないです。もし乗り遅れたりしたらと思うと怖ろしいです。でも、不便なところにもあるにもかかわらず、大勢の人が来られてます。わざわざ来る価値はあります。(花より団子の私でもそう思います)
大台ヶ原大駐車場バス停の時刻表
大台ヶ原ハイク
登山口(10:40)
出発です。日出ヶ岳を目指します
森林浴が続きます。地面には山の水が流れてます。
日出ヶ岳(11:20)
日出ヶ岳からの展望です
この頂上から東を望むと富士山も見えると掲示がされてました。(関西から富士山って見えるの???)それはそうと、朝が早いのでお腹がすきました。山頂でお昼にしました。景色も「おかず」です。
今日のお弁当
途中で買いました。美味しかったです。野菜ばかりのお弁当です。唯一中央の白いものが焼き豚です。
山頂から引き返す山ではなく、大台ヶ原は4時間ぐらいの周遊?ハイクになります。なので山頂までは1時間もかかってません。ここで折り返したら、楽です・・・。
またどんどん歩いていくと、正木峠です。この景色が続いていきます。
正木峠(12:45)
立ち枯れの樹木や倒木が広がっている丘です
前に見える丘の上が山頂で、お昼を食べたところが見えます。結構、ここまで歩きました。
野生のシカもいました。
一番の難関。この階段を上ると有名な大蛇嵓(だいじゃぐら)です。
大蛇嵓(13:45)
前回は、恐る恐る先端まで行って下の断崖絶壁を見ましたが、今回は雲もかかっていたので岩の上から写真撮りしただけです。
絶景ですが、怖さと引き換えです。この岩まで行くのも怖いです。
大駐車場(15:00)
ようやく大駐車場まで戻って来ました。売店でかき氷かソフトクリームを食べようと大蛇嵓からがんばって歩いてきたのですが、売店のみになって食堂の営業はされてませんでした。楽しみにしてたのに、ショックでした。一応、売店なので普通のアイスクリーム(170円)などは売っています。自販機も2台故障中で、炭酸飲料は売り切れでした。「うーん、何にしようかなぁ~」結局、桃のカルピスをぐびぐび飲んで終了しました。(炭酸飲みたかった・・・)最後の最後にどっと疲れました。(完)
晩ごはん
- 海老フライ&ロースとんかつ御膳
疲れた時にはこれくらい食べないと。これにデザート(ソフトクリーム)もついてました。もちろん完食です。
今日もお読みいただいてありがとうございました。